あの空の景色を…
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しるし~必然~

随分と前に書いたブログ小説「しるし」

元々リアルで起きた事を参考というかネタにして書き起こそうと思ってたんですが
そのネタ元の話にどうも一つ区切りがついたようで・・・
小説の続きが一切浮かばなくなりました('(゚∀゚∩

真剣に呼んでくださったブログ読者の皆様には大変失礼極まりないのですが・・


その区切りとやらと共にこの小説を無理やり完結させる事にしました。
一応自分なりに思う所あって書いていたものなので、中途半端なままは止めようかと。


ただあくまで内容はフィクションなので
身内に何かあったとかそんなんでは無いです(ノ)´ω`(ヾ)


それではっ









断続的ブログ小説
 

「しるし」


聖書の中に神が及ぼす奇跡を「しるし」という形で表すことがあるらしい
驚きを与えるだけでなく、そこには意味・指標があったのだという。


奇跡は確かに人を変えた




彼女は照れくさそうに俺を見て笑う

その姿がたまらなく可愛かった


確かに目の前に現れたのはカナであるが、その姿は俺の知っているカナではない。
身長は低めだがしっかりと大人の体
顔立ちは整っていて、それでいてどこか幼い印象を残す。

前ほどの極端な恥ずかしがり屋の性格は直っているようだが
その不自然なまでの明るさと笑みの奥に、何かを隠し持っているようだった。


カナは姿を現してからずっと、時折暗い表情をチラリと見せながらも笑ってみせた。
あの糸電話のカナからはとうてい想像も出来ない明るさに、さすがの俺も違和感を覚える。
カナはまた笑ってみせている

「あははw カナ、そんなネタどっから持ってくるんだよw」

「えぇ~w 普通にあるってっ 普通普通w」

「そんな100%ネタで出来た様な生活のどこが普通なんだよ・・w」


カナは今までの生活の中で起きた話を延々としてくれる。
だが段々と話疲れてきて、また夜がやってくる。。

「どうした・・・?」

少しテンションが下がりだした所を狙って、一つ探りを入れてみる。
どうしても笑顔の奥にある「何か」を知りたくなっていた。

「ん~? どうもしないよw 何かした??」

「いや・・、さっきから何か隠してる感じがするんだよ。
何抱えてんだよw どうした?」

「・・・・・」


「どうもしないよ。。。」


「おいっ カナ、俺を見ろ!」



目をそむけるカナを捕まえようと腕を掴んだその瞬間
カナの抱えているものが流れ込んできて、涙が頬を伝った。

~~~~~~

「どうしたんだろう・・・私」
「ここは・・・・・・・・!・・・・・!?」
「何で!? 私死んでない!! 何してるの?? 私はここに居るよ!!!」

カナの叫びが届くことは無く、ベッドの脇に立つ白衣の男性が死亡時刻を呟く。

「何で・・・私・・嫌だよ」

「聞こえてたんだよ! ○○の約束!!」

「まだ○○に何も言えてないのに!」


「!?」


そう思った瞬間、辺りは白い何かで包まれ、気づくと○○がそこに居た。


~~~~~~~


「カナ・・・」

「・・・・・・」



ある事故により植物状態となったカナ

婚約を約束した仲だった二人に不幸は容赦なく降り注いだ

彼は毎日病院に通い、カナへ語りかける。

「きっと大丈夫 二人で式をあげよう」

「待ってるから・・・」

足繁く病院へと通う毎日の中、彼は酷く衰弱しきった表情をしていた。

うつろな病院への道の途中、今度は彼が事故にあってしまう。

この不完全な空間は・・・カナの死亡とほぼ同時刻に起きた彼の事故による身体の瀕死状態

生死の狭間をさまようという奇跡体験に近しい現象

そして二人の強い思いが生んだ「しるし」だった。



「もっと一緒に居たかった・・・」

「○○と一緒に居たかった!!」


「カナ・・・」


カナを抱きしめようとする



「え?」

強く抱きとめようとする彼の腕は、カナの体をすり抜ける。

カナは微笑んだ

「ごめんね・・、ダメなんだ・・・w」

「本当はね、○○に生きて欲しかったから」
「もっと違う人見つけて、幸せになって欲しかったから・・・。」
「それを言うために、○○をちょっと拉致っちゃったw」
「この世界に来てすぐにね。この世界のこと、伝えるだけならこの特別な空間を使っても良いって事
を教えてくれた人がいたの。」

「その人との約束は この空間に留まらない事!w」

「でもズルして何日も一緒に居ちゃったし、○○にも思い出されちゃった・・・」


「私の事は忘れて・・? ○○ならもっと良い人と幸せになれるよw」


「カナ・・・」


気づくとそこはどこかの駅のホーム

俺は電車に乗っていて、カナは降りようとしている。

無意識の中ですっと、自分の手の平がカナの頭を撫でる。

少しかすった程度の 不器用な一撫で

カナは「ありがとう」と言い、手を振って階段を登っていく。

俺は出発した電車の中で、壁にもたれかかり、深い眠りについた。




「痛い…」

目が覚めるとすぐに、頭痛と不思議な感覚が自身を包み込んだ。
唐突に何かが「終わった」という感覚が頭の中にある。

自分の事だというのは何となく分かる、しかしそれが何なのかが良く分からない…。

とても悲しい事のようでいて、まだ続きがあるような不思議な感じ。


でもその続きを精一杯歩いていこうという、良く分からない気持ちが胸の奥から沸いてくる。

顔を洗って鏡を見ると、自分の顔はいつもと違い、凛としていた。


いつもの様に朝食を流し込み支度を済ませる

今日は休日ではない・・・



朝日のまぶしい金曜日の朝 さっそうと歩く一人の男

男は思う


「一歩ずつ、一歩ずつ。」





 
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  1. 2008/07/01(火) 23:09:13|
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